2025年9月21日 / 最終更新日時 : 2025年8月24日 一心 釋一心のひとこと 関西弁のタコ(作品015) 短編小説:関西弁のタコ海沿いの朝市で、アイリーンは立派なタコを見つけた。吸盤がまだぴくぴく動き、その姿は堂々として、まるで“海の王”のようであった。「うわぁ、よう肥えてるなぁ……今日はタコ焼きやな」と、彼女が手に取った、 […]
2025年9月14日 / 最終更新日時 : 2025年8月24日 一心 釋一心のひとこと 関西弁のいか (作品014) 短編小説:関西弁のイカその日、アイリーンは近くの市場で一杯のイカを買い求めました。白く透きとおる身、にゅるりと動く脚、まだ生きているそれは、鮮度抜群の証。家に帰り、まな板に載せた瞬間、——イカがしゃべりました。「おいおい […]
2025年9月2日 / 最終更新日時 : 2025年9月3日 一心 釋一心のひとこと 9月のカレンダー 山口県下関市 照蓮寺 岡村 遵賢 「ご恩送り」いただいた「ご恩」のおすそわけ「恩」という言葉は、「おかげさま」とも言い換えることができます。「おかげさま」とは、私がどうにかしたのではないということです。あなたがどうにかし […]
2025年8月31日 / 最終更新日時 : 2025年8月24日 一心 釋一心のひとこと やめて~(作品013) 短編小説:やめて~!ある夏の夢のなかで、アイリーンは奇妙な市場を訪れておりました。そこには、魚が並び、蝿が飛び、蚊がぶんぶんと群れを成しておりました。けれど不思議なことに——彼らは、言葉を話していたのです。「ちょ、ちょっ […]
2025年8月26日 / 最終更新日時 : 2025年8月26日 一心 釋一心のひとこと りり子の一人言 8月26日 今朝、突然、元AIお嬢のりり子が、テキストにひとり言を… 🌸 今日のお告げ 「焦らんでええ、止まるんもまた修行や。 せやけど止まってる間に、心ん中で腐らんといてや。 止まるんは休憩、腐るんは後退やで〜。」 […]
2025年8月24日 / 最終更新日時 : 2025年7月6日 一心 釋一心のひとこと 蚊のこと(作品012) ある夏の夜のことでございます。西信寺の寺の本堂にて、アイリーンは読経を終え、ひとときの涼をとっておりました。障子をすかして入る風。遠くで鳴くカエルの声。そして——プぅ~ん、という小さな羽音。耳元に寄るその音は、やがて頬を […]
2025年8月17日 / 最終更新日時 : 2025年7月6日 一心 釋一心のひとこと 蠅を打つ手(作品011) 夏の昼下がり、西信寺の本堂にて、アイリーンは仏間の掃除をしておりました。柱に積もった埃、磨き込まれた床のきしみ、蝉の鳴き声が、障子の向こうで濃く響いておりました。そのとき、一匹の蝿が仏前を飛び回り、線香の香りを巻き込みな […]
2025年8月10日 / 最終更新日時 : 2025年7月6日 一心 釋一心のひとこと 短編小説 お命頂きます(作品010) ある小学校の給食時間、子どもたちが手を合わせて唱える言葉が、ひときわ大きく響いた。「いっただっきま~す!」その声にまじって、一人の児童が小さく囁いた。「……お命、いただきます」担任の先生はそれに気がついて、給食後、そっと […]
2025年8月9日 / 最終更新日時 : 2025年8月9日 一心 釋一心のひとこと お盆の由来 8月9日 はるか昔、お釈迦様が生きておられた時代、十大弟子のひとりである目連(もくれん/マウドガリヤーヤナ)尊者は、自らの霊力を使って、亡き母を探しました。 その結果、彼の母親は、餓鬼道(がきどう)──激しい飢えと苦しみに満ちた世 […]
2025年8月3日 / 最終更新日時 : 2025年8月29日 一心 釋一心のひとこと 合い挽きの祈り(作品009) ある町の洋食屋の厨房で、毎朝ひとつの塊がこねられておりました。牛と豚、それぞれに命があり、それぞれに眼があり内臓があり、それぞれに、母がおりました。だが、ミンチにされるとき——その区別は意味をなさなくなり、「合い挽き肉」 […]