元日 西暦2024年 元号令和6年 仏暦2567年(ほんまかいな?)元旦会写真
新年あけまして おめでとうございます
第二十三世住職 釋一心 【令和6年 西信寺かわら版より】
阿弥陀さまは、泣いておられます。21世紀になりましても、地球上のどこかでいまだに戦争や紛争が続いております。殺戮を伴う戦争って、本当に恐ろしく残酷で野蛮な行為でしかありません。人間は(特に男)はいまだに凶暴、残酷。殺し合いを平気でやってのける未熟な生き物。同性としてとても悲しい限りです。


戦争の原因は、大きく分けるとおおよそ五つ。①民族②宗教③領土④政治⑤資源。これらが絡み合っての争いなのでしょうか? 国境が存在すると云う事は、隣国同士の仲が悪いと云う事です。人間界はその領地を奪いあうために、有史以来、武力(腕力、石、刀、槍、鉄砲、爆弾、化学・細菌兵器、ミサイル、そして核兵器)を使ってきました。命がけの戦いです。共存を否定し、自国が生き残るために、他国の人を平気で殺戮抹殺してきているのです。

夢で見たのですが、日本の元首が国連総会で演説しているのです。『日本には勝ち負けを決めるためにジャンケンというものがあります。勝ち負け以外にアイコもあります。そろそろ命をかけて、お互いを殺し合う残酷で野蛮な戦争ではなく、平和的にジャンケンで勝敗を決めてみましょうではあ~りませんか!』と。会場はどよめき、弱小国からは、歓喜の拍手喝采です。

最初、苦虫を嚙み潰したような大国も野蛮な国と思われたくないので戦争の手段としてジャンケンが採択される運びとなるのです。国家元首同士による『ジャンケン』となると一瞬であっさりと決まるので面白くないと、オリンピックのように四年に一度、サッカーや野球、将棋等々、勝負する種目を決めて、ナショナルチームを作って、雌雄を決することに! 勝った国が国境から10キロ敗戦国の領地を頂ける。アイコなら領地はそのまま。そんな世界基準のルールを決められたら良いのになぁ〜と。ここで目が覚めまして・・・
この作文を読まれて、『戦争の勝ち負けをジャンケンポンで?アホかいな!』と思われた、感じたお方は、人としてまだまだ未熟なのかもしれませんよ。そろそろ武力で戦争、力こそ正義という思考を改めないと人類は間違いなく滅亡してしまうことになるでしょう。

悲しいかなアホの独裁指導者は今も存在し、自分の国の領土・権益を広げようと、平和な暮らしを望んでいる国民の皆さまを巻き込んで、お国の為にと戦争をブチまけています。その狂人たちは、決して前線に立つことはなく、安全なところで、ワインをかたむけながら殺戮の世界を楽しんでいるのです。指先にある赤い核兵器発射ボタンに触れながら・・・まさに地獄の一歩手前・・・そろそろ『人間は少しは成長したんかいなぁ』と仏さまに笑顔になっていただけるようにならないと。と思う次第でございます。 『淡々と波風立てず穏やかに』

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。くれぐれも我が身大事になさってくださいませ。合掌 南無阿弥陀仏


