以前からと申しましょうか、もう何年も前のことになりますが、本堂南側の雨戸一枚が、金具が老朽化のために錆びて、突風がふいたのでしょうか、床に倒れた状態で放置されておりました。この戸板は、一枚がものすごく重たくて、しかもかなり古く、おそらく江戸末期からのものだとおもわれます。
秋の台風の季節、ものすごい風雨の時は本堂を護ってくれます。総代さまと相談させていただきましたら、いま、和久村の屋台蔵が新築工事中ということで、寺社仏閣専門の大工さんに修復を依頼してみましょうということになりました。
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修復は林田町にあります【矢野社寺建築】さんです。
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というわけで、戸板を回収していかれました。全治ひと月くらいはかかるのでしょうか? 何卒よろしくお願い申し上げます。元気な姿で帰ってきてください。このように少しずつ補修して、次の世代に引き継がれていきます。合掌 南無阿弥陀仏