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かねてよりの件案でありました、お内陣の老朽化した翠簾ですが、この度修復し、約4ヶ月ぶりに内陣にもどりました。一般家庭では、簾(スダレ)とか御簾(ミス)と呼ばれていますが、寺院では翠簾(スイレン)と呼称されております。
新調する案もありましたが、昔々、門信徒様よりご寄贈していただきましたものを廃棄するのではなく、お洗濯して修理させていただくことになりました。
枠ぶちですが、薄緑色の古代本大和錦という、高貴な正絹の織り物で仕立てられております。
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翠簾を束ねる金具の房は、馬毛で作られており、黒、赤、白と彩色されております。
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門信徒の皆さま、ご修復ありがとうございました。末永く、大切に飾らせていただきます。合掌 南無阿弥陀仏