3年前の秀逸の一首 3月10日

釋一心のひとこと

しばらくは 離れて暮らす コとロとナ
つぎ逢ふ時は 君といふ字に
【タナカサダユキ】

覚えていらっしゃるでしょうか? 中国武漢から流出したコロナウィルス。最初は対岸の火事かと思われましたが、あっという間に日本上陸。コロナウィルスでも未知の型で世界中が恐怖心にみまわれました。人々と接触、密になることが感染者を増やすというときに、この詩が広まり、心を癒す秀逸な作品となりました。合掌 南無阿弥陀仏

【たなか・さだゆき】1963年生まれ、滋賀県近江八幡市出身。京都精華大でデザインを学び、百貨店勤務の傍ら似顔絵師として活躍。週刊朝日の山藤章二似顔絵塾で大賞に輝いた。現在、介護のため休職中。

『君』という漢字を分解すれば、あら不思議、『コ』と『ロ』と『ナ』の3文字からなります。 

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