金封 9月15日

釋一心のひとこと

金封の表書きはどのように書けば良いのでしょうか?

日本独特の伝統文化であります、昔からの慣習とか風習とかは、何が正解かわからないので、本当にややこしいんです。法律でこうです!と六法全書には明記されておりません。とくに金封の水引の形、色、向き、書き方、本当にどれが正解なのか、ワケがわかりません😭

浄土真宗の方の通夜、葬儀にお参りするときは、黒と白の水引に「御仏前」「御香資」「御香典」「お香料」とかきます。 真宗では「御霊前」は用いません。故人は成仏、いわゆる仏さまとなられておりますから、「御霊前」ではなく「お仏前」になります。【浄土真宗ではですよ】

ご法事に参られるときは、黄色と白の水引に、「御仏前」「お香料」地域によっては「御花料」「お供物料」と書くそうであります。

また、仏前結婚式や初参式などのお祝い事の際には赤白の水引に「御祝」と書きます。
自らが施主(喪主・主催者)となってご法事を勤め、僧侶へ差し出す場合には「御布施」と書きます。「上」とはかきません。真宗だけでもこのようなキマリがあります。他宗派はまた、それぞれしきたりがあるのでしょうが、本当にややこしいですね。南無阿弥陀佛 合掌

追伸、金封の種類、書き方とか本当に頭を悩ませます。しかしながら、そんなことで、脳みそ🧠に汗をかき過ぎて、一番大切な中身をお忘れにならないように。人間と同じです。『人は見かけではなく、中身が大事😆』