おはようございます。4〜5年前になりますが…お逮夜先で90近いおばあちゃんからこのような言葉が…『私みたいな人間が，どうしてこんなに長生きしているんやろ』『この歳になったら一人で何もできない』『生きてて何の意味があるんやろ』『家族の邪魔に，みんなの迷惑になってしまってる…』心の思いを涙ながらに吐露されました…
『そんなことはないですよ！今までず〜っと家族や他人さまのお世話をなさってこられたわけじゃないですか。邪魔でも迷惑にもなってないですよ。人間だれしも赤ちゃんのときから自立するまで、そして最期のほうもひとりでは生きていけないわけですから、順番ですよ』
『これからは、「すまんね、世話になるなぁ〜」「阿弥陀様におまかせしましょう」でよろしいやないですか』って。そしたら『そうやね、そうやね、まかせて甘えたらえ〜んやね！』って、ニッコリ笑ってくださったおばあちゃん❣️ もっと気の利いた言葉がかけられていたかもしれません…
そのおばあちゃんの満中陰のお勤めが、先日営まれました。あの笑顔は、忘れられません。南無阿弥陀佛 合掌
