緊急修繕 2月26日

釋一心のひとこと

お寺の西側にあります客殿の障子が、開かない! お寺三役さんらが急遽ノコギリ🪚、カンナ、ジャッキ、シリコンスプレー等々を持参し集まってくださいました。

原因は障子の上、上枠(うわわく)という材木が下がって、障子戸の上桟が引っかかって開閉困難に。

①上枠と下枠の間につっかえ棒をかまして、②それをジャッキで上げて、③障子戸を外し、④障子戸の上桟と下桟をカンナで削り、⑤上下の枠にシリコンスプレーを散布、⑥障子戸をはめ込む、という作業をして頂きました。

開いたままで、閉まらない障子戸
建具屋さんのジャッキ「扛重機」(こうじゅうき)と言います。

ジャッキとは、日本語で「扛重機」(こうじゅうき)といい、重いものを垂直上方に持ち上げる機械装置のことです。小さい力で重たいものを支えたり、上下に移動することができ、小型のものから大型の据え置き型まであり、工場や建築現場などでも使用されます。ジャッキの歴史は古く、エジプトのピラミッドを建築する際に、すでに用いられていたといわれています。ジャッキの動力には、「機械式」、「液体作動式」、「空気作動式」の3種類があります。

ジャッキの上に棒をかまして、上枠を上げて、障子戸を外します
上下桟にカンナをかけて (箒と塵取りをお持ちの方が三田耕作レレレのおじさんです!)
上下の枠にシリコンスプレー(潤滑油)をスプレーして、滑りをよくします。坂本忠己さんが上下の枠にシュッシュと!便利な潤滑油です!
修繕後、片手の指さきで、簡単に開閉できるようになりました!
建具屋さんのカンナと「扛重機」
お疲れ様でした。ありがとうございます😊

👆左より、浅見正明一級建築士(司令塔)、坂本忠己氏、三田耕作総代、そして三田靖彦氏(建具屋さんの長男さん)

どうして、突然客殿の障子戸の修繕になったかと云いますと…

先日2月24日(土)役員の皆様に火災保険の件で集まっていただくことになり、本来なら聞法会館を使用して頂くところ、英語教室で、リチャード先生の先約があり、それならと三田総代さんが、和久公民館で会議をしようと提案されました。ところがこの日、公民館は和久子供会のイベントがあり、騒がしいだろうと云う事で、お寺の客殿を使うことに。この日は朝から寒くて、暖房を入れたのですが、障子戸が閉まらず、部屋が暖まらなくて…『この障子戸あかんやん!閉まらへん!』と三田総代さんらの目に留まる事に。

で、10時前に役員さんが境内地に参集。聞法会館を見ると、英語教室が何故かお休み。ほな、暖房の効く聞法会館で会議を!と云うことになりました。

どうして、リチャード先生が、英語教室をお休みされたのか…

連絡がありまして、インフルエンザ😷に罹患しましたと。

今回の緊急修繕は、リチャード先生が何処かでインフルエンザに罹患が縁で成し遂げられた快挙と言っても過言ではありません‼️ 世の中全てご縁繋がりですね❣️合掌 南無阿弥陀仏

皆さま、インフルエンザ、コロナにはくれぐれもお気をつけくださいませ

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