素晴らしい記事 ③ 7月30日

釋一心のひとこと

いよいよ最終回です。

牛尾さんは言われます。『根性のない子、それは根っこをたべないから。芯のない子、野菜の芯を食べないから。昔なかった病気や精神的不安定など、良い食事を摂れば治る。これからも土づくりからの野菜を使った田舎料理をこの古民家で提供し続ける』。

変な話になりますが、うんこ💩は50%が水分、10%が食べ物のカス、残りの40%が腸内細菌でできています。私が子供の頃、近所ではあちこちの畑の隅に野壷という肥溜めがありました。この中に人間の糞尿や山から摂ってきた腐葉土、畑の雑草などが入れられて、堆肥にされます。でもすぐには使わず、五年ほど寝かし発酵させます。

この間、発酵熱によって低酸素状態で寄生虫などは死滅。逆に細菌(微生物)はどんどん増え、すごく良い堆肥になります。この微生物たちで育った野菜をまた人間が口にして腸内に帰ってくる。この『近所の山や川、畑などと我々の腸内の微生物が繋がっている』という循環こそが重要です。身土不二(しんどふじ)という言葉。生まれ育った土地から木と草と土で作った家に住み、その土地のものを食べていさえすれば、心も体も万事オッケーということ。これからもヤマヒロは地元材の家づくりにこだわっていきます。

ヤマヒロさま、今回は、ありがたいお話を引用させていただきましてありがとうございました。

思い出します。子供の頃通学路に畑がたくさんあり、たしかに肥溜めがありました。友だちと臭い臭いと言いながら石を投げ込んで遊んでいました。たまにそのはねっかえりが飛んできて、エライ目にあったのを覚えております。あれは、まだ腐敗の段階だったんだなぁ〜と。合掌 南無阿弥陀仏