私にとっての八月 後編 8月27日

釋一心のひとこと

昨日のつづき👇

『今から思えば、あの時代は国の言いなり。教育から社会の制度まで、庶民は当たり前のように何も疑うこともなく洗脳されていた。日本政府、帝国軍の言いなりやった。逆らうことはできなかった…』と。ポツリと父が話していたことを思いだします。

私がもしあの時代に生きていたとしたら、当たり前のように洗脳され、群れの中で棒を振りかざし、『鬼畜米英!』と叫んでいたことでしょう。

絶対的な権力を握ったごく僅かな狂気な大人たちが、人の道から外れた愚行に走ってしまったおかげで、どれだけの人の命や財産が奪われてしまったことか…

我々の先代はお国のためにと大日本帝国軍による侵略戦争をしかけて列強に打ち負かされてしまいました。

もし、日本が戦争に勝利していたら、侵略戦争という名の蛮行も聖戦として正当化されていたことでしょう。

今、世界は不穏な動きの中にあります。戦後77年、日本は平和を維持しつづけていると公に言ってのけている人がおります。が、しかし現実は次の戦争の準備をしているにすぎません。最新鋭の戦闘機やミサイル、戦車や潜水艦あらゆる兵器を備蓄し増強し続けております。

「国民を戦争動員への道に導くような政府』にだけはしてはなりません。

残念なことですが、各国の指導者(狭い視野でしか世界を見ることしかできない)が、『我が国は!我が国は!』と言っている限り、悲しいかな、縄張り争い、所謂戦争🪖は果てしなくつづいていくことになるでしょう😢

私よりも上あるいは下の世代、育った環境によって、『八月の印象』はそれぞれ違うとおもいます。 みなさまはどのように感じられていらっしゃるのでしょうか? 合掌 南無阿弥陀仏

私ごとですが、今日は母のお祥月命日。『人間界は、いつまでたっても「力こそ正義」の悲しい世界やねえ』と母の声が聞こえてきます….