境内外壁修理 4月8日

釋一心のひとこと

お寺の外壁の漆喰がひび割れ、剥がれ、長い長い間放置されておりました…. 『これから先も風雨にさらされて、もっと酷くなるまえに修理をしておかないと、修繕費がえらい騒ぎになりますよ!』と、昨年、寺総代さんを脅しましたところ、『ホナ直ちにやりまほ!』ということになりました。三月の永代経法要の後、梅雨の前の季節の良い春に改修工事に入っていただく手筈となりました。

左官屋さんの車輌です。🪣バケツに漆喰、コンクリートの袋にホース、その他もろもろ

漆喰となると、左官屋さんに依頼することになるのですが、昨今の住宅は洋風外壁がほとんどで、漆喰を塗ってくださる左官屋さんを見つけるのは大変なご時世になっておるそうです。姫路城の平成の大改修では、瓦屋根の漆喰には、全国から左官屋さんを集められたとききました。

お寺は、以前から懇意にしております藤城左官屋さんに依頼できますので、助かっております。👇

藤城さん(お父さん)二代目
亀裂!
漆喰が剥がれて土壁が露わに。これ以上崩れないようにまずコンクリートで下地を埋めます。
息子さん(ワテが三代目だす!)任しておくんなはれ!
ヒビ割れたところに漆喰。お化粧で皺
をうめるファウンデーションのようです。
(before👆)本堂中庭の壁(after👇)

土に面している箇所は、雨水のはねかえりがある場所なので、セメントで固めていただきました。

7分咲き
境内の桜、満開です

休みの日を入れて、五日ほどで改修作業がおわりたした。これでひと安心です。いろいろな方々に支えられて、お寺は維持されておるのでございます。合掌 南無阿弥陀仏