人間ってやつぁ〜(後編)8月29日
私は牛に向かって『君たちは、なんて美味しいんだ! 美味しすぎる! 不味かったら、毒でも入っていたら人間に食べられずにすんだのに、お気の毒やね!』と。
黒白模様の牛が口から泡をふき、今にも飛び出しそうな血走った目をむきながら私に、

『お前ら人間どもに喰われるために生まれてきたんとちゃうぞ!』と。
神様はこの地球を、そしてさまざまな生きものを何の目的をもって創造されたのか。この弱肉強食な惨(むご)たらしい世界を何のために創造されたのか。人間も罪深いですが、他の命を奪わないと生きていけないこの食物連鎖の世界を創りあげた創造主はもっと罪深すぎるって、そう考えた時もありました。
人間は、生きるために、命をつなぐために他の動植物の命を頂いておるのです。それも必要以上に、当たり前のように…

世の中には、『だから命を無駄にせず、ありがたく残さずに頂きましょう』と言ってのけている人もおりますが。私には人間のあまりにも身勝手な、一方的な理由づけにしか聞こえません。人間に殺された牛や豚のご家族、ご遺族側の身になってみたらわかる話です。
殺生なしでは生きていけない自分をいかに正当化させられるのか…残念ながらそういうものは存在しません…『人間ってやつぁ〜…』 南無阿弥陀佛 合掌

