YouTubeを閲覧しておりましたら、面白いご法話がありましたので、ご紹介いたします。
昔テレビアニメでお馴染みのトンチで有名な一休さん、正式名は一休禅師。一休さんは本願寺第8代宗主である蓮如上人と同じ時代を生きられた方だそうです。👇
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ある時一休さんは、蓮如上人に『阿弥陀如来は真の慈悲はあるのだろうか? なぜならたのむ衆生だけを救うのであれば、たのまない衆生は救われないのではないか?』とお文で質問されたそうです。
その問いかけに蓮如上人は、こう答えたそうです。
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『阿弥陀如来の慈悲の光は、誰のもとにも隔てなく、平等に届いています。ちょうどお月様の光のように。でも救われるべき私の方が、蓋をしてしまっていれば、その光も届きません。自分勝手な思いで聞くのであれば、阿弥陀如来の救いを疑っていることになります。そうではなく、阿弥陀如来の慈悲のよび声をそのまま聞いて、阿弥陀さまの救いに任せる姿がご信心です。そこに救われた喜びがあります。』とご返答されたそうです。(本願寺鹿児島別院 津村師)のご法話より引用
私たちは阿弥陀さまの姿を見たことも、直接話したこともありません。オーラに包まれた阿弥陀さまのお姿を一度でも見ることができたなら、素直に手を合わせることができるのでしょうか…
そんな疑う心をもった我々に、絶え間なく慈悲の光で照らしてくださっておられるのが、阿弥陀如来さまです。ありがたいことです。
追伸、阿弥陀さまはお月さまという喩えよりも、自ら光を放つ太陽と喩えるほうが、私の心にはしっくりときます。合掌 南無阿弥陀仏
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