ナマケモノくんと愚か者 続編 8月28日

釋一心のひとこと

我々はいつの頃から、ナマケモノ君のような暮らしぶりでなくなってしまったのでしょうか?

槍を持ってマンモス🦣を追っかけていた原始時代にまで遡ってみましょう。

人間はおそらく獲物にありつけた時だけゴウジャスに腹一杯食べられたかと。獲物のない日は、干し肉などにした保存食を食べて飢えをしのいでいたのでしょうか…. 無駄なエネルギーを使わないように洞穴で大人しく寝ていたのではないかと思われます。その頃の人間はかなりのナマケモノ君🦥状態です。

やがて狩猟生活から、農耕や牧畜、畜産の時代になると、定住生活となり食物も生活も安定していくことに。我々人間が1日2食、朝と夕方のみ食事をとるという習慣が根付いていったのもそのころからではないでしょうか。夕飯の後、蝋燭🕯️の灯くらいしかないところでの限られた作業、あとは寝るしかなかった暗く長い夜があった時代がつづきます。

これは一部の例外(裕福な王様、貴族、お殿様等々は、3食であったかと)をのぞき、19世紀ころまで、日本のみならず西洋においても同様の習慣であったと言われています。我々はいまよりはるかにナマケモノ君に近かったのんびりんとした生活をおくっていたと思われます。

そして….. この1日2食の習慣を劇的に変えてしまう人物が現れたのです。その人こそ、誰もが知っているあの有名な発明王エジソン【1847年2月11日(江戸幕末前です)〜1931年10月18日(昭和6年)84歳】さんです。

トーマス・アルバ・エジソン

【傑出した発明家として知られ、生涯におよそ1,300もの発明と技術革新を行った人物である。たとえば蓄音器、白熱電球、活動写真であります。エジソンはJ・P・モルガンから巨額の出資・援助をしてもらい、Edison General Electric Company(エジソン・ゼネラル・エレクトリック、現・ゼネラル・エレクトリック=GE)を設立しました。GEは電球などの家電だけでなく、発電から送電までを含む電力系統の事業化に成功した。エジソンは合計14の会社を設立していきました。】(Wikipedia)

なぜそんな劇的な変化が起こったのでしょうか???

それはエジソンがインタビューの中で「どうしてそんなに素晴らしい発明が次々と考えられるのでしょうか?」と尋ねられた際に

「私は1日3食、食べているからだ‼️」と答えたからだと言われています。

当時から著名人であったエジソンの言葉に皆があやかろうとしたわけです。エジソンのように利発になるために1日2食だった習慣を、3食とする人が増えたそうです。

この話には実は裏があったそうで….(ご存知の方も多いと思われますが…)

かっこいい〜

エジソンがこう話したのには、自身がそれ以前に発明したパン焼き用のトースター、こちらの売り上げが芳しくなく、1日3食皆が食べるようになれば売り上げが伸びると考えたから、とも言われています。(本当に賢い!🧐)

エジソンが影響したのかどうかは不明ですが、一般的にはこの説が有力とされているそうです。

人間、基本は2食で十分な生き物。犬も猫も2食しか餌をあたえなくても大丈夫。3食取ること自体に無理があり、そのおかげで、成人病たるものが現れ、デブっチョになる人がふえたのかもしれません。以上、1日3食の習慣はエジソンによる発明がキッカケでした。

そしてもう一つ。エジソンにより電球💡が発明されたことにより、暗く不安定な蝋燭の灯から、煌々とした光💡の下で、夜中に活動することができるように世界が劇的に変わっていったと考えられます。夜の時間を寝るだけではなく、読書したり、ゲームを楽しんだり、そして夜勤も可能となり、ますます脱ナマケモノ君になっていったものとおもわれます。

その後、電気や上下水道が発達し、洗濯機、冷蔵庫、テレビに電子レンジ…等の生活家電が充実し、人間はかなりの自由な時間を獲得することになっていきます。そして現代のコンピューター🖥️にスマートフォン📱が発明されて、ありあまった時間を埋めるために、暇つぶしのためのエンターテイメントのサービス業が隆盛。あのナマケモノ君とはかけ離れたワケワカメな時代へと突入していったと考えられます。

この先、人間を楽にするために、もっともっと便利な家電製品が、そして人間の仕事を奪うとされているAIロボットがどんどん作りだされていくことでしょう。人間は職を失い、働く場所がなくなっていくことでしょう。

暇や〜お腹すいた〜

もしかしたらAIロボットにより配給される1日1回の食事でず〜っと路上で寝ているだけの、本当のナマケモノの愚か者になってしまう。そんな日が近づきつつあるような気がしています。人間界の未来は、かなり積極的に暗黒(ダークサイド)の世界に向かって突き進んでいるのかもしれません😢合掌 南無阿弥陀仏

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