お華束(けそく)盛り 10月29日

釋一心のひとこと

10月27日午後、和久のご婦人有志の皆さまにお集まりいただきまして、お華束盛りをしていただきました。

もともと、報恩講でお供えするお餅のことをお華束(けそく)といいます。
一般には華束(はなたば)と読む字を「けそく」と読み、しかもお餅を使ってつくります。
冬の報恩講の時期は花のない季節です。仏さまへのお供えは華・香・灯が基本です。
花のない季節、お餅を串に刺し、きれいに色を塗ってお花としてお供えしたのがはじまりとされています。西信寺も、昔はお餅を積んで色を塗っていました。👇これは、昔ながらのお華束盛りですね。動画を是非ご覧になってください!

31年 報恩講お華束 | お庫裡を使おう
平成最後の報恩講、そのお供えのメインは『お華束:おけそく』です。今年も大勢のお手間入りで立派なお華束を作ってもらえました。近年お華束の復活を模索してみえる...

西信寺ではお餅の代わりに、丸いプラスティックのお皿に🔴⚪️🟢の3色のお砂糖を(一皿12個お砂糖)を並べて、側面から見て綺麗な模様になるように、ずらしながら積み上げていきます。

私は、今回現場におりませんでしたから、どのような会話がなされていたか、わかりません。が、たぶん、おそらく….

『三年ぶりやから、記憶が曖昧〜』

このサラに、ポッチリがついてて、そこをズラして穴にはめるんやけど、見えへんわ!
赤〜二つ、白が三つの後、緑がひとつ〜?
あかん!このマニュアル書いてあることわかりにくい!
なんや、眠た〜なってきたわ!
だいぶん高くなってきた〜あーココ模様がズレてる〜やり直しや!
デヤ!私が一番や!
うわ〜砂糖穴に落ちてモタ〜!
まあ、なんやかんやと、慣れてきたとおもったら、もうおわりでんがな!
はーい!完成しましたか〜⁉️ 今から品評会です!
お片付けも終わりまして、茶菓タイム。反省会ではありません。おつかれさまでした
最近ドナイや? ほんま、足腰痛いし、目は見えずらいし、耳は遠なるし、指先思うように動かへんし! アンタもかいな! てな感じでしたでしょうか?
じゃじゃ〜ん! 美しい!美しすぎる!!

それでも、こんなに美しいお華束の出来上がりでございます。お見事でございます🤣 報恩講両日、お供えさせていただきます。ありがとうございました。 合掌 南無阿弥陀仏