おはようございます。毎日、朝日山(網干駅北東に聳える標高87米のお山😊)に登るようにしています。途中、和久の墓地には、六地蔵さま、山の中腹にもひとつお地蔵さま。水子地蔵さま…いろいろなお地蔵さまが安置されています。
六地蔵の”六”とは六道輪廻の六のことです。地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道のことです。
前者3つを悪道 後者3つを善道といいこの六つの道で、それぞれ迷い苦しんでいる人々を見護ってらっしゃるのが六地蔵尊と言われ、閻魔大王様の分身とも言われています。
諸説ありますが、それぞれ名前と持ち物にも意味があり、並び方は、地域やその場によって様々のようです。
■不休息地蔵尊(預天賀)・・・地獄道を救う壇陀
■護讃地蔵尊(放光王)・・・餓鬼道を救う宝珠
■破勝地蔵尊(金剛幢)・・・畜生道を救う宝印
救う除蓋障
■讃龍地蔵尊(金剛悲)・・・修羅道を救う持地
■弁尼地蔵尊(金剛宝)・・・人間道を救う除蓋障
■延命地蔵尊(金剛願)・・・天上道を救う日光
「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天」の六道を行脚される地蔵菩薩の御姿を、それぞれ六体の尊像に表したものがこの「六地蔵尊」です。
阿弥陀陀如来さまのお姿もあります👇
六道の世界を輪廻転生しながら彷徨い続けるあらゆる衆生を一切の条件をつけず、ありのままの姿ですべてを救済し、極楽浄土へ導いてくださるという誓願を立てられたのが、阿弥陀如来さまです。
ご先祖さまが、亡き方のために、さまざまな思いをはせて安置された地蔵菩薩さま。自然と手を合わせたくなりますね
南無阿弥陀佛 合掌